同時に2台のディレイをかけたい。。。
曲によってディレイが3、4種類くらいのディレイを使い分けたい。
家庭持ちギタリストのお館です。
先日「Source Audio SA263 COLLIDER」を購入しました。
その際に調べていた多機能エフェクターを紹介していきます。
・同時に2台のディレイを鳴らしたい
・複数の空間系エフェクターを1台のペダルにまとめたい
・空間系の2in1ペダルが知りたい
という内容となります。
↓こちらが先日購入したペダル。 (amazonとYahoo!で検索可能です。)
なお、購入のきっかけの出来事はコチラ↓
同時使用できるメリット
スイッチャーを使わずに、音作りの幅が圧倒的に広げることが出来ます。
(同じものを2つ用意すれば出来ますが) 通常の単体エフェクターや、マルチエフェクターでは同時使用が出来ないものがほとんどです。
・ シンプルなボード編成で、対応力のある音作りをしたい場合
・ ペダルボードにスペースが無い場合
にオススメの方法となります。
ただし、ディレイ+ディレイが可能なものは中々探すのが難しいです。
下記ではいろいろな組み合わせを交えて紹介していきます。
①Source Audio SA263 COLLIDER にした理由とレビュー
私の場合、「 クリーン音+モジュレーションディレイ(コーラスのような音)の時に音がアンサンブルで抜けない。」という悩みがありました。
具体的には
クリーンの時に使うディレイ効果に、さらにダブリングディレイやショートディレイをかけたい 。
というのが目的でした。
①Source Audio SA263 (ディレイ/リバーブ+ディレイ/リバーブ)
私が選んだ「Source Audio SA263 COLLIDER 」に決めた決め手は、
・「ディレイ+ディレイ」「リバーブ+リバーブ」などの 組み合わせが自由
・プリセット機能で対応力が高い(アプリ編集できる点も◎)
・省スペース
・エフェクトも、複数種から選べ各クオリティも高い
・操作に迷わない
になります。
・一つはショートディレイでほぼ固定(時々変更もします。)しています。
もう一つは演奏する曲やバンドでリバーブ/ディレイを切り替えています。
今のところの欠点としては「価格が高い(実売約4万円)」くらいですね(笑)
■レビューの詳細はコチラ↓
用途別、多機能ペダル一覧
では、調べた製品で 使用目的ごとにペダルの特徴を紹介していきます。
※もし、内容が違っている場合はコメントをいただけると幸いです。
2in1タイプ
「2つのエフェクターが1つのペダルに入ってるよ!」というタイプ。
・操作が簡単
・複数繋ぐ必要が無いのでトラブルが減る
・安価な製品が多い
が主なメリットです。
②VHT / Echo-Verb(ディレイ(エコー)+リバーブ)
ディレイ+リバーブ、 ( 販売価格1万円以下/サウンドハウスで7千円・アマゾンで1万2千円と少し幅があります。 )
レビューが良くないです。
・ポップノイズが大きい
・ディレイの効きが弱い(そもそもがエコーです)
というのが主な理由となります。
安価での購入や、派手なディレイは好きじゃない場合は検討しても良いかもしれません。
③NUX NDR-5 Atlantic delay reverb (ディレイ+リバーブ)
ディレイ+リバーブです。
この製品も迷ったのですが、私の目的はディレイ+ディレイだったので見送りました。 ( 販売価格約2万円 )
コチラの製品レビューがなく、店舗にも置いてあることが少ないので、使用感などはあまりわかりません。
NUX自体は、コスパの高いメーカーで、私もキャビネット&パワーアンプシミュで使用しています。
④ JOYO VISION R-09 DUAL-MODULATION (モジュレーション+ モジュレーション )
この製品の中にディレイがあればこれを買っていました。
フェイザー・フランジャー・コーラス・オートワウ ・トレモロなど
様々なエフェクトを同時掛けすることが出来ます。
販売価格も約1万円前後と求めやすいのも、好印象です。
左右では違うキャラクターのエフェクトが用意されていて、組み合わせを探すのが楽しそうです。
次に購入したいエフェクター候補の一つです。
⑤JOYO D-SEED(※2in1ではありません。)
こちらディレイは、チャンネルを切り替えれるタイプです。
2のプリセットを保存できます。
どちらか一つにはなりますがプリセット機能のあるディレイを探している方にはオススメです。
( 販売価格約1万円 )
JOYOは 中華メーカーで、コスパの高い良製品が出ています。
⑥STRYMON / FLINT (トレモロ&リバーブ)
空間系といえばストライモンのイメージが強いです。
ストレイモン品質のエフェクトが2つ使え、3万円代は間違いなくお買い得です。
ディレイ&リバーブの組み合わせを待っているユーザーも多いのではないでしょうか。(実売価格約3万5千円)
⑦ STRYMON / DIG(※2in1ではありません。)
こちらは2つのディレイを別々に使うのではなく、はじめからMIXさせて使うディレイとなります。(マニュアルではそのように思ったのですが間違っていたらごめんなさい。)
もし本機が2種類のディレイの単独使用・同時使用が出来ていたら良かったのにと思います。(実売価格約3万5千円)
多機能タイプ
プリセット機能や、デジタル、アナログ、リバース、ルーパー…などさまざまなディレイを1台のペダルでまかなえるタイプです。
⑧TC ELECTRONIC Flashback Triple Delay(ディレイ+ディレイ+ディレイ)
同時使用の大本命! (実売価格約3万5千円)
当初はコチラを購入しようと思っていました。(サイズ感で迷って見送りました。)
TC ELECTRONICのディレイは、FLASHBACK X4を所有していますが、クリアで美しく、デジタルディレイのお手本のような音です。
ルーパー機能は無いので注意が必要です。
⑨STRYMON TimeLine(ディレイ+ディレイ)
ストライモンの多機能ディレイといえばTimeLineです。(実売価格約5万円)
高品質なディレイが12種類+プリセット機能付き。
ディレイはタップテンポスイッチが追加されることが多く、どうしても設置スペースが必要なのが悩ましいところです。
⑩BOSS DD-500(ディレイ+ディレイ+α)
誰もが知っている王道ブランドBOSSからも多機能ディレイは販売されています。
同時使用はもちろんですが、コントロールスイッチが面白いです。
踏んでいる間だけ、テンポやかかり具合を変えたりできるので、ライブで大活躍しそうです。 (実売価格約4万円)
BOSSだと思って避けている方はぜひ試奏してみてください!
マルチエフェクタータイプ
こちらは多機能タイプに加えてさらに別のエフェクターの機能が追加されていきます。
⑪MOOER / OCEAN MACHINE(ディレイ+ディレイ+リバーブ)
中華メーカーMOOERから出ているこの商品も3つまで同時使用が可能です。
ディレイだけでなく、リバーブもあり、これ一つあれば空間系は要らない位だと思いました。
実売価格も約3万円と魅力的です。
まとめ
以上ざっくりとした説明も交えて紹介させていただきました。
調べてみて
・比較的価格が高い(2台分と思えば安いのもある)
・ディレイが同時使用できるタイプは設置スペースが必要
・サイトを見ても何ができるのか分かりにくい
というのが私の印象でした。
同時がけしたい場合ですが、
もしプリセットの必要が無い場合はディレイを2台使いの直列繋ぎやスイッチャーを使用する、という方法もありますので、よく考えて購入しましょう!
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