家庭持ちギタリストお館です。
今回はメインアンプを持ち込まない時に使用しているプリアンプ、AMT M-2のレビューとなります。
・アンプヘッドが重くていちいち持ち運びできない。
・アンプヘッドを手放す予定なんだけどマーシャルの音ってべダルで出せる?
という方の参考になればと思います。
仕様
AMT ELECTRONICS M-2
AMT ELECTRONICS M-2 |
・Marshall JCM800のエミュレート ペダル・プリアンプ |
・Drive、Preamp、Cab.Sim、の 3系統のアウトプットを装備 |
・サイズ:W78xD110xH54mm |
JCM800のアンプシミュレーター
アウトプットは
・ドライブ:そのままアンプのINに繋げる
・プリアンプ:アンプのセンドリターンへ繋げる
・キャビネットシミュレーター:そのままPA卓(ミキサー)や自宅でオーディオインターフェース等に繋げる
3パターンがあります。
ドライブペダルとして使用する場合はスイッチを踏むと単純にOFF(バイパス)になります。
プリアンプとして使用する場合はクリーンチャンネルのようにボリュームを通って出力されますので2chアンプのように使えます。
このモードではクリーンでも音量調節もできるのでアンプ側のEQが効かなくなる場合が多いセンドリターンに繋げる時も安心です。
レビュー
AMT M-2のプリアンプモード
スタジオのJCM2000のセンドリターンでの使用レビューとなります。
準備
まずアンプ側の電源OFF、又はスタンバイモードにした状態で本機を通電させます。
※スタンバイをONの状態で通電にすると最悪の場合アンプが飛びます。
音出し
思ったより音量が大きい。。。
ドラムの音量が小さいと9時まで上げられないくらいでした。
アンプヘッドによってはセンドリターンのレベル調節が可能ですので確認しましょう。
アンプでの調節ができない場合は後段に音量調節用のペダルを挟みましょう。
音質
正直私が所有しているJCM800と全然違います(笑)
JCM800実機についてはコチラで紹介しています。
よく歪ませている時は気にならないのですが、クランチ程度にしたい時に実機ほど歪量が落ちないです。
だからといって使えないわけではなく、
歪み方もJCM900やJCM2000みたいなハイゲインを意識した歪でなくJCM800を意識した歪み方になります。
本機のメリットとしてクリーンと歪みの2チャンネルという使い方になるのですが、本来JCM800はワンチャンネルな訳で…
クリーンでなくクランチがよかったかなと思います。
まとめ
最終的には常に歪ませた状態で、クリーンはギター側のボリューム調整という実機と変わらない使い方になってしまいました(笑)
音自体は絶妙に荒いマーシャルの特徴は出てますので普段から歪ませて使用している方は違和感なく使用できるかと思います。
まだまだ試している途中ですのでこれからも追記していきたいと思います。
※追記
その後アッテネーターのパワーアンプ機能を使ってリハで使用しました。
キャビがハイワットという特殊な事例でしたが、真空管でないためハイが出ずになんとも抜けない音になってしまいました。
パワーアンプ、キャビネットの相性がかなり重要です。
もし現在思った音が出ない場合は環境を変えてやってみましょう。
AMTその他の機種
なおAMT ELECTRONICS ではマーシャルだけでなく、オレンジやボグナーなども取り扱っています。
それ以外もプリアンプにセンドリターンがついているような下記のようなプリアンプもあります。
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